介護福祉と宅配弁当・配食

長野県伊那市の福祉関連施設のお客様

配食・食材サービスを利用するまでの経緯を教えて下さい。

 

私たちの介護・福祉施設では、施設内で厨房設備に投資をして専属の管理栄養士や調理スタッフを雇用して、施設をご利用いただくお客様に食事をご提供してきました。施設を運営する一方で、介護保険の削減のために施設運営費の削減や、もっと介護サービスの方に経営リソースを集中できないか検討を重ねてきました。

国の財源で運営費用を賄う仕組みである以上、独自で運営できるようなコスト構造にしていかなければならないのは、どこの介護・福祉施設も共通の課題であると認識しています。なおかつ、スピード感をもって。

このような時に「配食のふれ愛」の方が提案にきていただき、より詳細な提案をお聞きして「食材サービス(まごころ食材サービス)」を利用することになりました。

施設の運営を続ける中で一番困ったことは何ですか?

 

介護サービスの品質向上を目的に食事に関する経営リソースを介護サービスの方に集中させようと、ちょうど2年ぐらい前からは、厨房設備はそのまま利用して調理スタッフを人材派遣やアルバイトに配置換えを行いました。こうすることで元々の厨房・調理スタッフであった人的リソースを介護サービスにシフトしてサービス品質向上に取り組んできました。これにより、介護サービスのスタッフの確保ができリソースの最適化はできましたが、食事に関する人件費の面ではコストダウン効果はそれほど得られませんでした。また、派遣やアルバイトのスタッフですと「人の定着(長く働いてもらうこと)」に課題が出てきました。施設の厨房で長く働いてくれる方もいますが、人の出入りが直接雇用の時よりも流動的になってしまい人材が定着しなくなってしまいました。人が入れ替わる度に教育もやり直さなければいけません。介護サービスの人的リソースが改善されましたが、食事に関するサービスに課題が出てきてしまったのです。。

課題をまとめると以下の内容になります。

  1. 施設運営にあたり「介護サービス品質向上」
  2. 「時間・コストの削減」及び人的リソースの最適化
  3. 厨房の派遣社員やアルバイトの人材定着
  4. 食材や配食に関して「安心して任せられる協力会社の選定」

1.施設運営にあたり「介護サービス品質向上」=「人材確保」

介護サービスのサービス品質をさらに改善していくためには、人的リソースの確保が必要不可欠です。施設をご利用いただくお客様一人ひとりに標準化された、ムラのない介護・福祉サービスを提供するためには、専門的な知識を持ち合わせた人材の確保が必要です。しかし、人材募集を行ってもなかなか人が集まらないという課題に直面したのです。この人材不足は介護・福祉関連は慢性的な状況ですが、世の中ではどの職種の人材確保もかなり厳しい状況であることも認識していました。人材募集は継続しつつ、現在保有する経営リソースの最適化に重きを置いて取り組みました。

2.「時間・コストの削減」及び人的リソースの最適化
3.厨房の派遣社員やアルバイトの人材定着

新たに人材確保を行うのも1つの手段でしたが、今ある経営資源を有効に活用することも経営する観点からも必要です。一時は、厨房スタッフを派遣やアルバイトで置き換え、元々厨房にいたスタッフは勤続年数もながいため当施設のこともよくわかっていたので補助的な業務は全く問題なくできたのでリソースの最適化はできました。しかし、それではまだまだ最適化は不十分でした。そこで考えたのが、直接サービスと間接サービスの業務棚卸です。施設のご利用者様の顧客満足度に直接関係するサービスと補助的な間接サービスに分類し、リソース配分の優先順位をつけて改善に取り組みました。その中で改善優先順位が高かったのが「食事」です。優先順位で検討したため「食事はどのようなものでもよい」というわけでは決してありません。食事は体を健康に保つ、毎日欠かせない重要なものです。それが故、専門性の高い人材や調理スタッフ、設備面では衛生管理を最大限に確保・維持するためのコストを考えると「外注化することが最良の選択」だと考えたのです。

4.食材や配食に関して「安心して任せられる協力会社の選定」

外注化するにあたりいろいろ検討を重ねてきました。お弁当の試食、その会社または関連会社の信頼性や安定性、施設のご利用者様がお口にするものですから、食品衛生面や栄養価など、様々な観点から検討を重ねる必要がありました。これはこれでかなりの時間と労力を要しましたが、とても大切なことでした。例え外部の協力会社の方に食に関する業務を任せても、我々の目指すサービスレベルを持っていないと全体のサービス品質は向上しませんし、企業間で信頼関係が構築できないと継続的な取引も安定してできません。

「まごころ食材サービス」に決めたポイントは何ですか?

 

最初のコンタクトは「時間・コストの削減」という提案のチャッチでした。まさに「今困っていること」に合致していたため、お話を聞く機会をもうけていただきました。その他は下記のような「手軽さ」です。これが本当であれば人的リソースの最適化や食事に関するコスト削減が実現できるのではないかと考えました。

削減効果のシミュレーション自体は、配食のふれ愛の店長の方が、現在の食数や運営状況を確認していただきすぐに試算表を提案していただきました。試算表と施設の状況を吟味した結果、間違いなく時間・コストの削減につながることが判断できました。削減できた時間とコストは、介護サービスの品質向上のために割り当てられることが確信できたのです。

時間とコストが削減できることがシミュレーションできれば、あとは食材を提供してくれる協力会社さんがどのようなところか?という事が重要でした。お客様のお口にするものですから、恐縮でしたが協力会社さんことを知ることは大切なことだと考えています。結果的には、国内有数の自社食品工場を運営しており、人材確保で課題であった管理栄養士などの専門職の方も在籍し、提供いただける食材やお弁当のメニューを日々研究されていることで安心しました。また運営会社さん自身も上場企業との事で、安定した品質とサービス(食材)を提供いただけると判断したのです。

「まごころ食材サービス」を導入されて変わったことはありますか?

目的通り、施設運営において業務改善をすることができました。主には食事に関する時間とコストですが、専門職が必要な分野ですので逆に改善効果が大きかったと思います。まごころ食材サービスの導入で削減できた時間とコストは、介護サービスに最適化することができ、ご利用者様一人ひとりにムラのないサービスを提供できるようになりました。実際にご利用者様から「最近サービスの品質がかわったね」というお褒めのお言葉をいただく場面もありましたし、お客様の声が「取り組みの評価」の基準だと考えていますので、食材サービスの導入は施設運営の改善の1つの手段ではありますが良かった思います。今後も業務の優先順にを考えながら改善取り組みを継続していきたいと思います。「配食のふれ愛」さんも新しいサービスや取り組みがありましたら、ぜひ提案をお聞かせいただきたいと考えています。ありがとうございました。

まずは「配食のふれ愛」伊那店にご相談ください。